インターナショナルスクール(通称インター)では、小学校にあたるプライマリースクール(又はエレメンタリースクール)の入学において、子供の英語力が問われます。
日本の私立小学校のお受験対策塾の代わりに、インターの小学校を目指す子供たちの主な対策は、インターのプレスクールに通い英語力を磨くことが必須となります。
そのため主に幼稚園(インターではキンダーガーデンと呼びます)に入る前の1歳からプレスクールに通い、英語を使った歌やダンスなどのアクティビティを学びます。授業ではイングリッシュネイティブの教師が教えてくれるので、生きた英語を幼少期から自然に体得していくことができるのです。
そして、そのままキンダーガーデンからプライマリースクール、いわゆるインターナショナルスクールの小学校へと入学していくケースが一般的なので、日本の私立小学校のお受験対策とは違い、毎日の英語生活の積み重ねが重要となります。
インター入学を望む日本家族に人気なアオバジャパン・インターナショナルスクールも同様で、1歳〜3歳児まで対応のアオバジャパン・バイリンガルプリスクールがあり、多くの卒業生がそのままキンダーガーデン、プライマリースクールへと進学していくケースが多いようです。
また、最近ではプレスクールで英語を学んだ後は日本の幼稚園または日本の小学校に入学し、放課後や週末にインターのアフタースクールに通う…つまり放課後にインターを英語塾として通う中間派も増えています。
ちなみに学校によっては発音を優先して「プリスクール」と呼ぶところも多いそう。
子供の小学校お受験は都心の幼稚園児ママにとって最大の関心事。
一見、仲良しのママ友も、狭き門に我が子を入れるため、お互い水面下で血みどろの駆け引きをしています。
お受験対策の幼児教室の情報やお友達の子供の志望校、パパの職業、お受験小学校の紹介者にいたるまで、手の内を明かさず真偽混ぜ合わさった情報を飛ばし合っています。
また情報収取としてパパとパパ友との会話から、素の子供の受験情報を引き出そうとするママも。
インターナショナルスクールに進学する子供を持つ、会社経営者や外資系企業勤務の都心の家庭では、常日頃から我が子の英語力をさらに磨くために、週に何回か夕方に自宅に英語を話すシッターさんをお願いしているケースが多いそう。
シッターさんと言っても、ここでは家事手伝いをしてくれる家政婦さん代わりではありません。子供の面倒をしっかりと英語でコミュニケして見てくれる英語の家庭教師的な役割が中心です。
日本語を堪能に話すバイリンガルな方もいますが、あえて英語しか話せないシッターさんをお願いする家庭が多いよう。
都内公立小学校の中には難関中学校さらには難関高校・大学への進学率が高い小学校があり、その中でも超名門として知られる公立小学校名門御三家と呼ばれている小学校があります。
それが「港区立白金小学校」「千代田区立番町小学校」、そして「港区立青南小学校」。
この3校の人気の高さはすさまじく、学区外から引っ越してくる人や、実際は学区外に住んでいるにも関わらず、学区内にワンルームマンションを借りて住民票だけを移して遠方から通ってくる越境通学者がいるとのウワサも…。また著名人の子供も多く通っていることでも知られています。
1989年に設立された難関中学校受験を対象とした学習塾。
早慶はもちろん、開成、麻布、聖光学院などの東大進学率の高い超難関高校の附属中学校への合格率トップを誇っており、中学受験を志す子供たちが揃って通っています。上記の公立小学校御三家においては低学年からサピックスに通うお子さんも多いよう。
そんな超難関校を目指す学習塾だけあり、入室にもテストが必要。また入ってからも年に3回、組み分けテストがあり、学力順にクラス替えがおこなわれ、さらに高学年になってくると席の並びも成績順になってきます。
この学力順のクラス分けで、授業のカリキュラムなども変わってくるので、必然とかつ自然にどの中学校を受験するかも決まってきます。
サピックスのない日は、さらに家庭教師をつけて、組み分けや成績順テスト対策をするご家庭も多いとか。
またサピックスの成績順位で、通っている小学校内において子供に影響を与えるケースもあり、いじめの原因にもつながっているというウワサも!?
西川将史Masashi Nishikawa
二児のパパであり京都出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。 2008年11月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。2018年からは資産形成サービス「Elephant℃」、保険代理店向監査システム「監査のミカタ」、AR事業「センチュリオンAR」、個人情報保護システム「ドイトル」その他民泊認証システムなどをリリース。現在は、センチュリオン他、複数の会社の経営や事業への投資を行っている。
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