妻には相談できない!男子的家族の悩みアレコレ!パパ友談義!

パパ友対談も4回目。どんどんパパ友の輪が広がり、今回は名古屋在住の熊谷さんが参戦。名古屋の受験事情や子育ての話をお伺いしました。

西川
今日は朝から小学校の説明会に行ってきました。親同士の噂話を聞いていると、なにが正しいのか、だんだんわからなくなってきました(笑)。名古屋も小学校お受験は盛んなんでしょうか?
熊谷
そもそも名古屋には私立の小学校(※1)が少ないんです。だから小学校受験なんてほとんどないんです。中学校受験ですら、まだ一部の私立しかないのです。地方都市なので公立校の方がいまだに良しとされているんじゃないでしょうか。とはいえ名古屋を代表する企業トヨタの豊田社長は、慶應幼稚舎出身ですけどね。

#名古屋には私立の小学校(※1)

名古屋で有名私立小学校といえば、女子校の椙山(すぎやま)女学園大学附属小学校と共学の南山(なんざん)大学附属小学校の2校です。
日本で最初にセーラー服を導入したことで知られる金城(きんじょう)学院は女子校の名門お嬢様学校で全国で有名ですが、中学校から。
ちなみに地元・名古屋では、金城学院に中学校から入学している生徒を「純金」、高校から入学している生徒を「18金」、大学から入学した学生を「金メッキ」と巷で呼んでいたりするようです。
これらの名古屋の私立小学校の入学生は、ママやパパや祖母、祖父、一族が卒業生だったという子供たちが多いようです。
それ故に、東京のようなお受験熱で幼稚園から塾通いすることはないようです。

大久保
幼稚舎出身の人は両極端ですよね。とてもよく勉強している子か、とてつもなく勉強してない子かの両極端と聞いています。アベレージな人がいないって感じ。
西川
なるほどなるほど。
大久保
そういう意味ではインターナショナルスクールは子供主体です。先日、授業参観に行ってきたんですが、英語力と思考力を磨くことが中心です。4人ずつ、4つのグループに分かれてディスカッションで発表する感じ。教科書や黒板中心の日本的授業とは違って、自由な中に多種多様な考え方を学んでいくんです。
西川
うちは妻が中国出身なので子供が中国語を話せます。そういう家庭は中国系のインターナショナルスクールを選ぶ方も多いようです。
大久保
英語と中国語をマスターすればアジア全体で活躍できますよ。世界の人口の半分以上はすでにアジアが占めているんですから。
西川
だから人気も高いんですよ。倍率もかなり高くてなかなか大変そうです。
熊谷
名古屋にはインターナショナルスクールは1校ぐらいしかないんです。とはいえリニア(※2)ができたら、首都圏や関西の学校も視野に入ってきますね。娘が中学生になるころには、京都や東京の私立学校も通えることになるかもと考え、名古屋駅に出やすい場所にマンションを購入しました。

#リニア(※2)

21世紀の夢の乗り物と言われていたリニアモーターカー。
そんなリニアも2027年に東京〜名古屋間が開業予定。
最高時速500キロで走り、品川〜名古屋間が約40分で結ばれます。
これなら名古屋在住だったとしても東京への通勤、通学が現実的になります。
このことから近い将来は、名古屋在住の家族も東京への通学や通勤も視野に入ってきます。
という文脈から名古屋でも、子供一人でも通えるようになる中学校からの東京お受験が盛んになってくることも予想されます。
それに合わせて、今のように東京だけではなく名古屋にも東京の有名お受験スクール進出や東京の名門中学校受験のためのコースが盛んになってくる可能性も!

大久保
確かに都市と地方のデュアル生活を送る人も増えてきました。グローバル化が進み、さらに進化する速度も早いので、子供の学校選びも今までのような基準ではなくなってくるんじゃないですかね。単にいい学歴を得るための勉強は必要なくなってくる。それよりも英語を話せたほうが世界的には通用するのではないでしょうか? 本格的なAI時代に突入しますし、受験よりクリエイティブ(※3)なほうに力を注いだ方が子供の将来にはいい気がします。

#クリエイティブ(※3)

AIがますます進んで行き、未来予測もどんどん変わり、子供が学ぶべき知識や学問も変化していきます。
例えば最近、盛んに教育界で言われているプログラミング教育。
そのプログラミングも近い将来、人間の頭脳からAIが作る時代になるようです。
つまりデジタル的な作業やルーティン作業は大半がAIが行い、それよりも0から1にする発想力や想像力、行動力、コミュニケーション力が大切になってきます。
いわゆる1から広げる作業はAIに変わり、0から1にするクリエイティブ能力がこれからの教育に必要になってくると言われてます。
そんなクリエイティヴ力を高めるためにアメリカではSTEM教育から、さらにARTのAが加わったSTEAM教育に進化をしています。
AIにできない、人の頭脳ならではクリエイティブ力を伸ばすために、発想力や想像力、コミュニケーション力の他に、直観力、観察能力、探求心、そして忍耐力をつける教育が重要になっていくでしょう。

熊谷
我々が受けてきた詰め込み式の教育では立ち行かなくなりそう。学校自体の形態も変化してきましたよね。N校のような学校が実績も上げ始めてますし。名古屋にも海陽学園ができて全寮制のボーディングスクール(※4)として注目を集めていますけど、リーダー教育や企業訪問にも力を入れているようです。

#ボーディングスクール(※4)

イギリスなど海外の学校で耳にするボーディングスクール。
いわゆる全寮制の寄宿学校を指します。
家族みんながわかる映画の例えで言えば、ハリーポッターの学校というとわかりやすいでしょうか。
日本でボーディングスクールと言えば、愛知にある海洋学園の名前が上がります。
海陽学園は中学校からの入学となりますが、生徒と教師が寝食を共にしながら20時から夜間学習を行ったり、全寮制の学校ならではの授業体系をとっています。
寮は1棟で約60名の生徒が在籍して、1フロア20名の生徒が一緒に生活をしています。
そのフロアを統率するのが「フロアマスター」と呼ばれるトヨタ自動車やキリンビールなど日本を代表する各分野の企業から派遣された方たち。
「フロアマスター」が共に暮らすことで、より企業との結びつきや社会に出てからの考え方までを学んだりしています。
イギリスやスイスでは小学生から受け入れているボーディングスクールがあるように、日本でも2019年に広島県に初の全寮制初等学校となる神石インターナショナルスクールが開校し、話題を集めています。

西川
それと、最近物騒な事件が続いているので、子供へのセキュリティも気になりますよね。幼稚園や幼児教室は親の送り迎えが必須ですけど、小学生になると自分で通学するわけですから。
大久保
インターナショナルスクールは、スクールバス(※5)を使う子供が多いです。

#スクールバス(※5)

東京のインターナショナルスクールやアメリカンスクールでは、スクールバスで子供が登下校しているケースが多いようです。
これは電車よりもクルマ社会のアメリカでスクールバスが発展した名残と言われています。
通学のバス内では様々な国のさまざまな学年の生徒と触れ合うためコミュニケーション力アップにもつながります。
また最近では共働きの夫婦も増えていることや子供の登下校の安全を守るという観点から、夜遅くに終わる中学校受験用の塾などで導入を計画しているとか。

熊谷
東京に来てびっくりしたのですが、小学生が電車で通学してたりしますよね。しかも有名学校ほどわかりやすい制服(※6)を着ていますし。リスクコントロールはどうしているのかと、弁護士的視点で危惧しています。

#制服(※6)

私立小学校の多くはそれぞれ独自の制服を導入しています。
特に伝統校の場合、制服をひと目でどこの小学校かわかる特徴的なデザインが多いようです。
そんな制服のデザインも入学を志望するひとつの理由として、人気のバロメーターにもなっています。
ただし制服でどこの小学校が判別できてしまうため、セキュリティの面で心配だと言う親御さんの声も…。

大久保
学校と連動した防犯対策は必須ですね。
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PROFILE

西川将史Masashi Nishikawa

二児のパパであり京都出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。 2008年11月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。2018年からは資産形成サービス「Elephant℃」、保険代理店向監査システム「監査のミカタ」、AR事業「センチュリオンAR」、個人情報保護システム「ドイトル」その他民泊認証システムなどをリリース。現在は、センチュリオン他、複数の会社の経営や事業への投資を行っている。

株式会社センチュリオンHP
http://www.cent.co.jp/
センチュリオン社長ブログ
http://blog.livedoor.jp/centlog/