パパ友対談も4回目。どんどんパパ友の輪が広がり、今回は名古屋在住の熊谷さんが参戦。名古屋の受験事情や子育ての話をお伺いしました。
名古屋で有名私立小学校といえば、女子校の椙山(すぎやま)女学園大学附属小学校と共学の南山(なんざん)大学附属小学校の2校です。
日本で最初にセーラー服を導入したことで知られる金城(きんじょう)学院は女子校の名門お嬢様学校で全国で有名ですが、中学校から。
ちなみに地元・名古屋では、金城学院に中学校から入学している生徒を「純金」、高校から入学している生徒を「18金」、大学から入学した学生を「金メッキ」と巷で呼んでいたりするようです。
これらの名古屋の私立小学校の入学生は、ママやパパや祖母、祖父、一族が卒業生だったという子供たちが多いようです。
それ故に、東京のようなお受験熱で幼稚園から塾通いすることはないようです。
21世紀の夢の乗り物と言われていたリニアモーターカー。
そんなリニアも2027年に東京〜名古屋間が開業予定。
最高時速500キロで走り、品川〜名古屋間が約40分で結ばれます。
これなら名古屋在住だったとしても東京への通勤、通学が現実的になります。
このことから近い将来は、名古屋在住の家族も東京への通学や通勤も視野に入ってきます。
という文脈から名古屋でも、子供一人でも通えるようになる中学校からの東京お受験が盛んになってくることも予想されます。
それに合わせて、今のように東京だけではなく名古屋にも東京の有名お受験スクール進出や東京の名門中学校受験のためのコースが盛んになってくる可能性も!
AIがますます進んで行き、未来予測もどんどん変わり、子供が学ぶべき知識や学問も変化していきます。
例えば最近、盛んに教育界で言われているプログラミング教育。
そのプログラミングも近い将来、人間の頭脳からAIが作る時代になるようです。
つまりデジタル的な作業やルーティン作業は大半がAIが行い、それよりも0から1にする発想力や想像力、行動力、コミュニケーション力が大切になってきます。
いわゆる1から広げる作業はAIに変わり、0から1にするクリエイティブ能力がこれからの教育に必要になってくると言われてます。
そんなクリエイティヴ力を高めるためにアメリカではSTEM教育から、さらにARTのAが加わったSTEAM教育に進化をしています。
AIにできない、人の頭脳ならではクリエイティブ力を伸ばすために、発想力や想像力、コミュニケーション力の他に、直観力、観察能力、探求心、そして忍耐力をつける教育が重要になっていくでしょう。
イギリスなど海外の学校で耳にするボーディングスクール。
いわゆる全寮制の寄宿学校を指します。
家族みんながわかる映画の例えで言えば、ハリーポッターの学校というとわかりやすいでしょうか。
日本でボーディングスクールと言えば、愛知にある海洋学園の名前が上がります。
海陽学園は中学校からの入学となりますが、生徒と教師が寝食を共にしながら20時から夜間学習を行ったり、全寮制の学校ならではの授業体系をとっています。
寮は1棟で約60名の生徒が在籍して、1フロア20名の生徒が一緒に生活をしています。
そのフロアを統率するのが「フロアマスター」と呼ばれるトヨタ自動車やキリンビールなど日本を代表する各分野の企業から派遣された方たち。
「フロアマスター」が共に暮らすことで、より企業との結びつきや社会に出てからの考え方までを学んだりしています。
イギリスやスイスでは小学生から受け入れているボーディングスクールがあるように、日本でも2019年に広島県に初の全寮制初等学校となる神石インターナショナルスクールが開校し、話題を集めています。
東京のインターナショナルスクールやアメリカンスクールでは、スクールバスで子供が登下校しているケースが多いようです。
これは電車よりもクルマ社会のアメリカでスクールバスが発展した名残と言われています。
通学のバス内では様々な国のさまざまな学年の生徒と触れ合うためコミュニケーション力アップにもつながります。
また最近では共働きの夫婦も増えていることや子供の登下校の安全を守るという観点から、夜遅くに終わる中学校受験用の塾などで導入を計画しているとか。
私立小学校の多くはそれぞれ独自の制服を導入しています。
特に伝統校の場合、制服をひと目でどこの小学校かわかる特徴的なデザインが多いようです。
そんな制服のデザインも入学を志望するひとつの理由として、人気のバロメーターにもなっています。
ただし制服でどこの小学校が判別できてしまうため、セキュリティの面で心配だと言う親御さんの声も…。
西川将史Masashi Nishikawa
二児のパパであり京都出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。 2008年11月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。2018年からは資産形成サービス「Elephant℃」、保険代理店向監査システム「監査のミカタ」、AR事業「センチュリオンAR」、個人情報保護システム「ドイトル」その他民泊認証システムなどをリリース。現在は、センチュリオン他、複数の会社の経営や事業への投資を行っている。
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