今回は幼い頃からずっと海外で生活し、日本語より英語での生活が長い竹内さんに日本の学校だけでは学べないグローバルな教育、インナーナショナルスクールという選択について伺いました。さらに前回、パパ友談義に登場した杉山全功さんも飛び入り参加され、会話が盛り上がることに。
ワイキキやダウンタウンから車で約15分のところにあるハワイ州一番のオアフ島の高級住宅街。
ダイヤモンドヘッドの麓にあり、豪邸がたくさん立ち並んでいます。
オアフ島で多いコンドミニアム型集合住宅がこの地区では少なく、広い敷地にプールがついている大きな一軒家が多いのが特徴です。
ダイヤモンドヘッドとPGA公式ツアーのソニーオープンが行われるワイアラエゴルフコースに挟まれ、1200を超す一戸建てが集まっています。
山側と海側で価格差が大きく、ビーチフロントの物件は、日本円にして数十億円単位の価格で売買されるほど。
世界の名だたるセレブの豪邸が立ち並んでいます。
オアフ島の不動産はいつも価格が上昇しているため、資産価値、投資価値として世界中の資産家、投資家から注目されており、物件が出るとすぐに世界中から買い手が集まるようです。
東京港区元麻布で50年以上の歴史を持つ老舗の名門インターナショナルスクール。
1歳~6歳までの小学校に入る前までの児童を対象に、英語によるグローバルな学びを基本に、昭和の時代の早くから英語教育を実践しています。
2013年にこのサマーヒルは、経営コンサルタントとして著名な大前研一氏が代表を務める株式会社ビジネス・ブレークスルーに経営権が移りました。
これによって、プレスクール、幼稚園〜高校までの国際バカロレア一貫校として有名なアオバジャパンインターナショナルスクールと同じグループとなりました。
アオバジャパンインターナショナルスクールと同様に、このサマーヒルも国際バカロレア初等教育認定校としても承認されています。
教育理念は「Play-based learning」。
毎日の遊びの中から、生活に必要なことを自然に学んでいくことを大切にしています。
勉強だけでなく、社会的にバランスのとれたグローバルマインドを持った人間育成に力を入れています。
通っている児童は、海外からの外国人駐在員のご子息、もしくは海外から日本に帰国した日本人家族のご子息、つまり在日外国人のご子息や帰国子女でほとんどを占めています。
ですが、アオバが系列となったこともあり、これからは海外生活経験のない日本人家族のご子息も積極的に受け入れていくのではないかと言われているようです。
杉山さんのご自宅があるのが、東京の世田谷区の瀬田、上野毛エリア。
そのすぐ近くにあるインターナショナルスクールが、セント・メリーズ・インターナショナル・スクールです。
1954年に創立され、幼稚園〜12年生(高校3年生)までを対象にした、都内でも数少ない男子校のインターナショナルスクールで、通称センメリと呼ばれ、日本を代表する名門校です。
教育言語は当然英語ですが、日本語も外国語の一つとして授業が行われています。
東京では在日アメリカ人はアメリカンスクール、在日フランス人はリセ、在日イギリス人はブリティッシュスクールに通う生徒が比較的に多いので、アメリカ、フランス、イギリス国籍の生徒は少なく、ヨーロッパ、アジア、アフリカ方面の国籍の生徒が多いのも特徴です。
それが多種多様性に富んだ多国籍な環境を生んでいるようです。
毎年5月の第2土曜にはcarnivalと呼ばれるバザーのような学校イベントを開催しています。
生徒だけでなく、その家族もこの学校イベントに参加して、それぞれの母国の特徴を活かしたブースを出展しています。
お国自慢の料理や雑貨などを提供し、地域住民からも人気で、近隣から多くの方がこのイベントを訪れています。
カトリック教会キリスト教教育修士会によって設立・運営されており、東大始め難関大学に合格者を多数出している名門難関男子校の聖光学院(神奈川県)や静岡聖光学院と姉妹校でもあります。
入試試験日が決まっていて、一斉試験の合否で決まる日本の小中高等学校とは異なり、インターナショナルスクールは一斉の入試試験ではなく、個別に対応しているのが特徴です。
親の面談や子供の受け答えや英語力などを個別に面談し、ペーパーや一斉試験での点数制で合否が決まるわけではありません。
親のコミュニケーション力や生活背景やキャラクター、子供のコミュニケーション力や英語力、キャラクターを見て、そのインターに合っているかどうかで判断するようです。
人数に空きが出れば、1年間を通じていつでも入学、編入を受け入れているのも特徴で、合格不合格のゼロ100の判断ではありません。
前回、入学許可が出ない結果に終わってしまっても、それで全て終わりではありません。
例えば、親の面談や子供の面談は前回でクリアしていますので、あとは子供の英語力さえクリアすれば次回のタイミングで入学許可を出しますよ!といったような加点制で、一斉入学試験のような100点を頂点とした減点制ではありません。
ですので、前回入学許可が出なかったとしても、次回の空きのタイミングで子供の英語力さえクリアすれば入学許可が出たりするのです。
インターナショナルスクールを受けてその時は入学の御縁をもらえなくても、次回の募集のウェイティングリストに入れてくれたり、次回生徒募集時のタイミングをインフォメーションしてくれたり、生徒の空きが出たら何回でも入学のチャレンジできるのもインターナショナルスクールの特徴です。
それゆえインターから他のインターへの転入も大変に盛んで、日本の文科省、教育委員会が定めた日本の公立小中学校とは異なり、インターによってそれぞれに教育方針や授業が大きく異なっているようです。
子供の成長に応じて、子供の性格に合った、子供の未来の道に合った教育方針のインターを選んでいくようです。
ですので、日本の学校でいう小学校6年間、中学3年間、高校3年間の12年間を通じてずっと同じインターに通う子供は少ないように思われます。
また、インターナショナルスクールは学校法人もありますが、株式会社として運営しているところも多く、経営母体や経営者、理事長、学長が変わると、コンセプトや教育方針も変わり、受け入れ入学許可の設定も大きく変わったりするのも特徴です。
日本人国籍のご子息を今年は強化して多く入学許可を出そうとか、年によっても変わってきたりします。
また日本の公立や私立小学校に通っていても、英語力さえあれば途中からインターに編入することも可能です。
そのために、塾代わりにインターのアフタースクールやサマースクールに通っているお子さんも多いようです。
老舗のインターナショナルスクールでは子供はもちろんのこと、親の英語力も問われたりしますが、最近では親が英語をそれほど話せなくても、入学許可を出して、入学後に英語力を磨いていくインターもあり、それが東京の日本人家族のインターナショナルスクール人気に拍車をかけているようです。
また小学校受験用のジャックみたいなお受験教室や、中学校受験用のサピックスみたいな受験塾は、インターナショナルスクール受験対策ではあまり見かけません。
インターナショナルスクールに詳しいキーマンからの情報やインフォメーションであったり、インターナショナルスクールに通うお子さんのママの間で、インターの編入募集などの最新情報が交わされたりしているので、インターナショナルスクール情報の独自のコミュニティとネットワークを探して情報収集しているようです。
入学・編入対策としては、インターナショナルに詳しい個人の紹介会社に頼んだり、外国人のシッターや家庭教師を頼んで英語力を磨いたりして、インターの入学許可の面接にのぞんでいるようです。
またインターナショナルスクールの多くがサマースクールやアフタースクールなどの外部生も受け付けているので、ここに塾代わりに子供を通わせる親も多いようで、これも重要な対策の一つとなります。
最近、新しいインターナショナルスクールがどんどん東京に開校しているので、より日本人家族の子供たちに門下を広げている傾向が強いようです。
広島県の神石高原町に2020年4月に開校予定のボーディングスクール(全寮制学校)。
日本では初めての小学校の全寮制で、しかもインターナショナルスクールの全英語教育。
日本国内で日本のボーディングスクールというとまだ少なく、中学高校6年間の一貫校しかなく、男子校だと鹿児島のラ・サール、愛知の海陽学園と静岡の聖光学院、女子校では北海道の札幌聖心女子学院、男女共学なら高知の土佐塾が有名です。
インターナショナルスクールでこれまで日本でボーディングスクールとして展開しているのは、軽井沢のユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン。
この軽井沢のインターは、男女共学の高校のみのボーディングスクールですので、2020年開校の神石インターは6歳からの小学校のインターナショナルボーディングスクールなので、開校前からインターナショナル業界だけでなく教育界全体から大きな注目を集めています。
インターナショナルスクールとしての全英語で授業を実施する方針を取りながらも、日本の学校法人として認可を得ているのも特徴です。
またアドバイザーにはスイスで一番の名門ボーディングスクール、ル・ロゼ学院のマイケル・ロブ・グレイ氏が就任。
100年以上続く本場ヨーロッパのボーディングスクールの考え方を踏まえた教育方針で行うとのこと。
全寮制で初等教育を行い、24時間体制で生徒の教育環境を設計し、音楽やスポーツなど、生徒たちが興味を持った科目や項目に専門の先生をつけてくれるのも特色です。
また、週末にはボランティア、ハイキングやロッククライミングなどのスポーツ、小旅行などの課外活動も活発に実施。
勉強だけでなく、寮生活における様々な体験を通じて、日々の必要なことを学んでいくことも大切にしています。
西川将史Masashi Nishikawa
二児のパパであり京都出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。 2008年11月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。2018年からは資産形成サービス「Elephant℃」、保険代理店向監査システム「監査のミカタ」、AR事業「センチュリオンAR」、個人情報保護システム「ドイトル」その他民泊認証システムなどをリリース。現在は、センチュリオン他、複数の会社の経営や事業への投資を行っている。
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