8回目のパパ友談義は、私立中学2年生の息子さんを持つ長瀬さんが参戦。
AI化、グローバル化、ダイバーシティ化がどんどん進む未来。
名門小学校から有名大学に入って、上場企業に就職しても、生涯を安定して暮らせるのか、ますます不透明な時代になっています。
子供たちが大人になった頃の日本では、職業そのものの概念が今までの常識と大きく変わっています。
現在も国際的有名大企業のいくつかが、学歴よりも英語力やコミュニケ力、資格を重視した採用や昇進、昇格になっています。
三井物産などの大手商社、ソニーや資生堂などの国際的メーカー、ソフトバンクや楽天などの有名IT系企業、他にもアパレルから金融まであらゆる会社が、TOEICの点数で、入社や昇進、昇格、赴任先が決まる時代です。
しかも、新卒採用よりも通年の中途採用に重きを置く企業がどんどん増えています。
ますます日本における卒業大学名よりも、英語力やパーソナリティが求められる時代です。
もはや首都圏にお住まいのご家庭では、英語力重視の教育を考えるのは周知の事実。
幼稚園や小学校が終わってから放課後に、我が子をインターナショナルスクールなどが開設している英語のアフタースクールに通わせたり、私立の小学校ではなくインターナショナルスクールを選ぶ方が増えています。
ここ数年で倍近く都内でインターナショナルスクールに通う日本人が増えているとのこと。
最近のインターナショナルスクールでは英語の他に、時代に合わせて、プログラミングやアート、サイエンスなど授業もバラエティに富み多様化しております。
子供もそうですが、子育てする親御さんには我が子以上に柔軟な思考で仕事に向かい合っていくことが求められます。
長瀬さんはお父様が商社勤務だったため、中学・高校をニューヨークで過ごしました。
ニューヨーク現地の地元学校に通っていたのですが、あらゆる人種のティーンエイジャーが集まっていて、あらゆる価値観があって、相当楽しい青春時代を過ごしたようです。
あまり大きな声では言えませんが、当時長瀬さんは相当ハチャメチャをしたと振り返り、ティーンエイジにニューヨークで遊び尽くした結果、日本に帰ってきて大学に入ってからは遊びよりも勉強に興味を抱くように。他の大学生とは違い、日本の大学時代はみっちり勉強漬けの毎日を送ったとのことです。
2003年にFOXネットワークで放送されたテレビドラマ『The O.C.』(ジ・オーシー)。
ロサンゼルスの高級住宅街に住む高校生たちのスタイリッシュで赤裸々な姿を描き人気を博し、シーズン4まで制作されました。
また『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年公開の名作SF映画。高校生役のマイケル・J・フォックスがデロリアンでタイムトラベルするストーリーで一大ブームを起こしました。
他にも『ハリー・ポッター』など海外の青春映画は、中学生、高校生をメインした映画が多い、と長瀬さん。
なぜならティーンエイジの中高校時代はハチャメチャ遊んで青春を謳歌し、高校を卒業したら大人の認識だから。
アメリカだと大学に入ってからは、仕事につながる勉強を必死にするため、もう遊びの青春時代が終わっているのです。
実際にマーク・ザッカーバーグのFacebookや、ビル・ゲイツのMicrosoft、スティーブン・ジョブスのApple他、世界に名だたるIT企業の多くが、学生時代や20代に起業しています。
逆に日本だと大学受験までが勉強漬けの毎日になるため、大学に入ってからは遊びほうけてしまう人が多いよう。
日本ではチューターというと大学受験をサポートをする学生のことなどを指したり、大学で個別に学生の世話や指導をする教員や助手という意味があります。
しかし、ここでは家庭で科目別に個別指導を行ってくれる家庭教師のことを指します。
特に英語力が足りないインターナショナルスクールに通う日本人生徒が、英語力を補うために英語堪能な外国人のチューターを呼んで、放課後に自宅学習するケースも多いよう。
また、インターナショナルスクールや語学学校が夏休みに開講するサマースクールに通い、さらに英語力を磨いたりしています。
最近日本のインターナショナルスクールのサマースクールに中国や韓国からの子供たちも増えているそう。
東京在住の子供たちは、ハワイやイギリス、ヨーロッパのサマースクールに行くケースも多く、現地で自立性や協調性、国際性を身に着けるのに役立っているそう。
以前はオーストラリアやニュージランドが短期留学の中心でした。
しかし、最近では短期留学で増えているのが、フィリピンのセブ島。
日本から直行便が飛ぶようになり、4時間~5時間半で行けて、留学の費用もリーズナブルのが、まず第一のポイントです。
また日系の語学学校が多く、サポート体制がしっかりしているところも、親御さんにとっては安心できる材料。
最近、セブ島への夏休み短期留学が主流になりつつあるということで、留学生の多くが英語初心者なので、英語力のレベル別にしっかりプログラムが組まれているため、英語がまだまだ苦手な子供にとっては、大きなポイントとなります。
長瀬さんの息子さんも、自らフィリピンに行きたいと言い出したそうで、夏休みに1ヶ月ほど留学をしたそう。
すごく楽しかったらしく、また他の国のサマースクールに行きたいと言っているそうです。
確かに、中学・高校のうちに短期留学を繰り返して、経験値を高めたほうが、そのあとの人生の糧にもなりますし、英語の吸収力も早いことでしょう。
機械学習やAI(人工知能)に関する技術がますます発展すると、人間が行う仕事の大半がAIに取って代わられます。これからの時代、求められることは知性や型にとらわれない発想力、想像力、感性。
これらをクリエイティブ力と呼び、それだけはプログラミングやAIでは補えない、人間だけが持つ能力の根本です。
ましてや、プログラミングも近い将来、AIが作る時代になるようです。
デジタル的な作業やルーティン作業全てAIが行う時代です。
今後は0から1にするクリエイティブ力(発想力、想像力、行動力、コミュニケーション力など)が大切になってきます。
そんなクリエイティブ力を高めるために、アメリカではSYSTEM、TECNOLOGY、ENGINEERING、MATHEMATICSのSTEM教育から、さらにARTのAが加わったSTEAM教育に進化をしています。
AIにできない、人の頭脳ならではクリエイティブ力を伸ばすために、単純な暗記力よりも、物事を思考し新たに創造する力がより必要な時代になります。
日本で最初のCDO(チーフデジタルオフィサー)として知られる長瀬さん。やったことのないことを常にやり続けたいと話し、デジタルを軸にマーケティングやフレームワーク作りなど、あらゆるジャンルにチャレンジをしています。
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西川将史Masashi Nishikawa
二児のパパであり京都出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。 2008年11月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。2018年からは資産形成サービス「Elephant℃」、保険代理店向監査システム「監査のミカタ」、AR事業「センチュリオンAR」、個人情報保護システム「ドイトル」その他民泊認証システムなどをリリース。現在は、センチュリオン他、複数の会社の経営や事業への投資を行っている。
株式会社センチュリオンHP
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センチュリオン社長ブログ
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