9回目のパパ友談議は、大学3年生の息子さんを持つ半田さんが参戦。お子さんは小中学校は港区の公立学校に通い、高校、大学で私立に進学。そんな半田さんの子育てについて伺いました。
慶應義塾や早稲田を始め、青山学院、立教など小学校から大学までエスカレーター式で進学できる私立小学校の人気が高まっています。
一貫したカリキュラムで受けられ、小学校〜大学までの長い学校生活を一緒に学び過ごします。慶応三田会など社会に出てからも同窓生の絆が強いようです。
2016年度より、「地方創生」のもと、大都市圏への一極集中を緩和するという目的で文部科学省が私立大学に対して、定員管理の厳格化を実施したことにより、難関大学の合格者数がしぼられて、難易度がさらに上がっています。
その影響で、私立大学の附属校・系列校の小学校、中学校の人気も拍車がかかり、難易度もさらに急上昇しています。
ベンチャースピリッツ、いわゆるベンチャー精神とは和製英語のようなもので、起業するときは英語でスタートアップと表現します。
新しい技術やサービスを創出して新規事業を起こし、新しい事業創造で成長を目指すのが、ベンチャー企業です。
新しくベンチャー企業を起こすことをスタートアップと言います。
イノベーションを起こすためには、規制や常識を覆す熱意が必要となり、そのような未開拓のいばらの道を行くことをベンチャー精神といいます。
舗装された道は誰かがすでに開拓した道なので、新しいビジネスのチャンスや成長は少ないので、ベンチャー企業の選択肢に既存の道はありません。
新しいビジネスや事業のチャンスは、まだ誰も通っていないイバラの道にこそあり、そんな未開拓の道を突き進むことこそ、ベンチャー精神と言えます。
アメリカ大陸開拓時代のゴールドラッシュが根底にあるせいか、アメリカはベンチャースピリッツに長けているのかもしれません。
昨今のGoogle、Amazonなどのアメリカのネット企業が、もはや新興会社ではなく、世界の時価総額トップ企業に名前を連ねているのを見れば、一目瞭然です。
その世界の時価総額トップ企業と比べれば、日本はまだまだアメリカや中国に比べて、ベンチャースピリッツが足りない気がします。
物事の達成のために強い意志を持って突き進む精神。
「なにくそ!」と這い上がる根性やガッツを持って逆境に立ち向かう人は、「ハングリー精神がある」と。
未来や夢、目標の達成するために強い気持ちを持って必死にがむしゃらに突き進める精神の強さは、逆境で育まれることが多いものです。
特に私立の一貫校に通うと、同じような環境の子供が集まり、同じ場所や環境でずっと教育され育ってきているので、環境の変化やハングリー精神は弱くなりがちと言われるようです。
それが影響しているのか、いわゆる日本の有名ネット企業の創立者や有名ベンチャー企業のスタートアップの社長たちは、地方の公立小中高出身や海外育ちが多くみられるようです。
つまり、都心の私立一貫校では育ちにくい…ハングリー精神があり、環境変化に強く、乗り越える力、達成するパワーを供えている経営者が多いようです。
ハングリー精神はベンチャー精神に通じていると言えるのかもしれません。
義務教育課程である公立の小・中学校で進学する学校を住んでいる学区の近くから学区を越境して複数校から選べる制度です。
1997年に文部省が学区の弾力化を通知し、保護者の意見を聴取して就学する学校を通学圏内の範囲で指定することが一部でできるようになりました。
東京都では、2000年に品川区が導入したのを皮切りに、多くの区で公立学校選択制を採用するようになりました。
これによって公立学校の活性化を推進しています。
例えば、港区南青山1丁目近辺に住民票があるお子さんは、学区内の指定校が外苑前の青山小学校であっても、近くの表参道の青南小学校、西麻布の笄小学校などに越境入学を選べたりします。
この学校選択希望制を利用して、近くの学区から越境して通うケースが増えています。
港区立青南小学校、港区立白金小学校、千代田区立番町小学校は、その中で東京の公立小学校御三家と言われる、越境の人気公立小学校があるようです。
渋谷区なら神宮前小学校、台東区なら浅草小学校、世田谷区なら松沢小学校、中央区なら泰明小学校あたりが有名です。
高校入試には「一般入試」と「推薦入試」があります。
推薦入試は、各高校から提示される内申点や出席状況などの推薦基準を満たし、面接や小論文、推薦書などで合否が決まります。
学力検査で合否を決める一般入試に先駆け、1月上旬〜2月上旬に行われます。
日々の中学校生活における内申点が重視されるため、出席日数、部活やクラブ活動での活躍、生徒会役員などの学校活動など、日頃の学校生活の積み重ねが重要になります。
つまり、わざわざ高い月謝を払って進学塾に通わなくても、日々の授業で一生懸命勉強し、一生懸命クラブ活動や学校活動、社会活動をして内申書の成績をきちんと出しておけば、指定校の中から推薦入試で高校に入学ができるのです。
同様に大学入試にも「一般入試」と「推薦入試」があり、高校生活の中で学業、クラブ活動など良い成績を納めれば推薦で大学に入れる制度があり、最近では課外活動などを重視した「一芸入試」も増え、有名芸能人もこの「一芸入試」で大学に入るようになりました。
つまり、高校や大学の進学の最短手段は、進学塾で勉強漬けになることだけでなく、日々の学校生活を送る中でいろいろな手段があるのです。
福祉系学部では、悩みや困難を抱えている人を支援する社会福祉に従事する人材を育成することを目的としています。
心理や保険、経営や教育など広い領域の総合的な知識と福祉の専門的知識の双方を身につける必要があります。
社会福祉士や介護福祉士など、専門性の高い国家資格を取得することができます。
20世紀まで社会福祉系の学部は、日本社会事業大学や東北福祉大学、日本福祉大学など社会福祉系の専門大学がほとんどでした。
しかし、高齢化社会に入ってきた2000年以降、有名難関総合大学も21世紀の時代に合わせて福祉系の学部や学科を相次いで設立。
2003年度に設立した早稲田大学の健康福祉科学科、2005年度に設立した上智大学の社会福祉学科など、新しい学部、学科であるのです。
関西では関西学院大学、関西大学、立命館大学など、関東では立教、明治大学、明治学院大学、日本女子大学など有名難関総合大学でも多く社会福祉の学部や学科を供えております。
同志社大学の社会福祉の学部は古く1931年に設立されました。
西川将史Masashi Nishikawa
二児のパパであり京都出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。 2008年11月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。2018年からは資産形成サービス「Elephant℃」、保険代理店向監査システム「監査のミカタ」、AR事業「センチュリオンAR」、個人情報保護システム「ドイトル」その他民泊認証システムなどをリリース。現在は、センチュリオン他、複数の会社の経営や事業への投資を行っている。
株式会社センチュリオンHP
http://www.cent.co.jp/
センチュリオン社長ブログ
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