妻には相談できない!男子的家族の悩みアレコレ!パパ友談義!

今回は最多出演して頂いている杉山さんを囲んで、進学塾とは別に家庭教師をつけるメリットについてのお話。さらに今後の社会で求められる資質について意見を交わしました。

西川
春から長男が小学生になりましたが、もう中学校受験の塾通いが始まります。さらに中学受験は大変だって聞いてます…で、早速、長男は早速サピックス通い(※1)が始まりました!

#サピックス通い(※1)

以前にもこの連載の注釈で説明した「サピックス」。
難関中学校を目指す小学生たちが必ずと言っていいほど通っているのが、「サピックス」「日能研」「四谷大塚」「早稲田アカデミー」などの有名進学塾。
その中でもトップクラスの難関中学校への高い合格率を誇るのが、「サピックス」。
特に東京の渋谷校や白金高輪校は常に定員いっぱいで、入塾できるように小学校1年生春から「サピックス通い」を始めることも多いそう。

杉山
中学受験はパパの経済力と母の狂気(※2)ですからね。塾はもちろんですけど、そこに家庭教師などもつけることになりますから。

#パパの経済力と母の狂気(※2)

週刊ビックコミックスピリッツで連載中の中学受験をテーマにしたコミック「二月の勝者」の中での名言。
作中では、中学受験あるあるエピソードが数多く出てくるため、中学受験を目指すパパ&ママの必読書として大ヒットし、7月から日本テレビ系列でTVドラマ化も決定。
サピックスをモデルにした最大手進学塾フェニックスや御三家に受かる可能性は2.58%など、実際のデータをもとにした内容はまさに現実の中学受験そのものです。
中学受験を成功させるためには、塾でいろいろな補習などの費用と子供の勉強への集中力が重要です…それを見事に言い当てているのが、コミックの登場人物であるスーパー塾講師黒木蔵人が語る「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」。

大久保
やはり進学塾通いだけではダメなんですか?サピックスなど有名塾よりも、家庭教師の方が効果的ということでしょうか?
杉山
苦手な教科や弱点の項目を克服したり、理解を深めるためには、ピンポイントで1対1で教えもらえる家庭教師も必要です。娘は低学年の時から中学校に入るまで週一で2〜3時間、東大生の先生に家庭教師をしてもらっていました。
大久保
もちろんサピックスにも通いつつですよね。やっぱりいろいろとお金がかかりそうですね。
杉山
塾は基本の月額料金はそれほど高くないですが、夏休みや春休みの特別講習や冬休みの直前対策など、基本の月額料金から毎回アドオンされる仕組み。さらに、苦手項目を克服するためには、家庭教師や個別指導塾とかにお願いすることに。中学受験が近づくにつれて、カウントダウンのようにどんどんお金がかかっていきます。
大久保
サピックスや日能研などの大手進学塾は、試験があったり、成績別クラスになっているので、学力レベルを確認できる場所でもありますよね!
西川
結局、難関校合格までの学力を上げるためには、いい家庭教師も必要なんですね。でも、杉山さんは家庭教師をどのように選んだのですか?
杉山
一番は子供との相性ですね。お試しで何度か様子を見るのが普通です。うちは紹介でしたけど、最初は家庭教師の教え方を含めて、子供との相性確認のために母親が同席しました。今年、中学3年生になった娘は中高一貫教育校なので、高校受験はありませんが、もう大学受験に向けて鉄緑会(※3)に通っています。鉄録会では東大合格に向けた勉強をしています。先生はほぼ現役の東大生なので、東大自体がすぐ隣の世界に感じられるようです。東大生と話すことで、東大が特別な世界ではないと意識付けられるわけですね。

#鉄緑会(※3)

以前にもこの連載の注釈で説明した「鉄録会」。
東京大学受験指導専門の学習塾。
1983年に設立され、中高一貫の中難関校に通う生徒を対象としています。
中学受験が終わった直後から、すぐに中学1年から大学受験に向けて勉強する生徒たちが集まり、東大合格に向け切磋琢磨しています。

西川
すごくわかります。きちんと勉強することが当たり前、進学したい学校自体が身近に「見える化」しているという環境にするってことですね。
杉山
プロ野球選手を目指すなら甲子園常連高校に入るのが一番の近道。そのために強豪のリトルやシニアリーグ(※4)で切磋琢磨し合う環境に身を置くことが大切と、プロ野球選手の息子さんを持つ知人が言っていました。遠い世界ではなく、頑張れば手が届くと思える環境に身を置くことがポイントなのでしょうね。

#強豪のリトルやシニアリーグ(※4)

プロ野球選手への狭き門を突破するためには、小学生時代から野球漬けの毎日を送っています。
リトルリーグやシニアリーグには、プロ野球選手を目指す全国の小中学生が集まり、そこから優秀な選手を「県内強豪、名門高校」「甲子園常連高校」がスカウトします。 つまり、早いうちから硬式ボールに馴染ませるために、名門リトル(小学生)→名門シニア(中学生)→甲子園常連、名門、強豪高校のルートがプロへの一番の近道です。 ある意味、難関中学合格よりも厳しい世界であり、激しい競争の環境で子供たちは戦っているのです。
サッカーやラグビー、テニス、フィギアスケートでも、スポーツ分野ではこのようなクラブチームや学校を絡めたプロ育成ルートが必ず存在。
まさにスポーツの世界でも、英才教育がかかせないようです。

大久保
なるほど。野球エリートにとってはリトルやシニアリーグがサピックスってわけですね。
西川
長男は小学校受験で苦労したので、次男は幼稚園からインターナショナルスクールに入れて、英語の環境に置く予定です。
大久保
そうなんですね。お子さんの教育で考え方の変化があったんですか?
西川
将来を考えると英語が必須だと実感してまして。2050年日本の人口が1億人を切る(※5)との予測を考えると、日本国内でも英語でのコミュニケーションが仕事でも日常生活でも一般的になっていくと思います。

#2050年日本の人口が1億人を切る(※5)

急速に少子高齢化が進む日本。現在1億2000万人強の人口も年々減少しています。
国による人口推計予測では、2055年には1億人を割り込み9744万人、2065年には9000万人を切ると推計されています。
そのうち3400万人近くが65歳以上の高齢者で、約2.6人に1人が高齢者になると予測。

杉山
慶應SFCなども英語で行う講座(※6)を導入しているようです。大学の先生も大変みたいですよ。

#慶應SFCなども英語で行う講座(※6)

慶應SFCは慶應大学湘南藤沢キャンパスのこと。
その中でも、総合政策学部と環境情報学部は多種多様に複雑化した社会に対してテクノロジーやサイエンス、デザイン、ポリシーを連関させながら問題解決を図るための最先端教育をする学部として設立。
そのためか、日本のデジタルシフトやデジタル革新を支える起業家や経営者を多数輩出しています。
帰国子女や留学生も多く、グローバルな社会に対応するため、授業も日本語と英語の2カ国語で行われ、教授や講師たちは英語授業の対応に迫られているそうです。

西川
10年後には大学の授業は英語になると言われていますからね。学歴よりもTOEICの点数で入社を決める大手企業(※7)も増えています。将来を考えて、適切な環境に子供の進路を決めていくことこそ、パパの一番の務めですからね。

#TOEICの点数で入社を決める大手企業(※7)

就活のエントリーシートにはTOEICのスコアを記入する欄があります。
上場企業の約7割が採用時にTOEICの点数を参考にしていると回答しており、入社後もTOEICのスコアで昇進も左右されます。
楽天やコナミデジタルエンタテインメント、アマゾンやファーストリテイリングなど、学生から人気の大手企業も学歴よりも英語のスキルを重視します。
またある大手有名企業の中にはいくつか、入社までに規定のTOEICの点数をクリアしないと、入社できないところもあるとのこと。

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PROFILE

西川将史Masashi Nishikawa

二児のパパであり京都出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。 2008年11月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。2018年からは資産形成サービス「Elephant℃」、保険代理店向監査システム「監査のミカタ」、AR事業「センチュリオンAR」、個人情報保護システム「ドイトル」その他民泊認証システムなどをリリース。現在は、センチュリオン他、複数の会社の経営や事業への投資を行っている。

株式会社センチュリオンHP
http://www.cent.co.jp/
センチュリオン社長ブログ
http://blog.livedoor.jp/centlog/